ふふふ
30歳になりました。
思うことはたくさんあって、散々色々考えたんだけど、
なんかふと、30年も生きてこれてよかったなって思いました。
こんな苦労は、しなくてもいい人生もたくさんあるやろうなって思ったり、なんかほんまにしんどいこともたくさんあったけど、でも、30年も生きてきたって、素直にすごいよなって。
もっと、エッセイ的な意味で書くべきことはたくさんあるんだろうけど、なんかもう、突き詰めるとそうなった。
愛のむきだし
を京都みなみ会館で見てきた。
数年ぶりのオールナイト上映!
満員すぎて、まさかの補助椅子!
みなみ会館の閉館前の最後のオールナイトに行けたっていうだけでも感慨深いし、久しぶりの深夜の京都の空気とか、春の始まりの心がざわつく感じとか、全て含めてものすごくいい時間を過ごしました。
んで、愛のむきだしについて。
どえらいもん作ったなというのが第一印象。面白かったけど、なんか癖が強いというか、疲れる映画。ドストレートに向かってきて、観るものをヘトヘトにさせる、このエネルギー量が素晴らしいと思った。
まだ納得していないのに、力技で納得させられるというか。信仰とか、聖書の言葉とか、原罪とか愛とか、それってどういうことなんだろう、この作品で描かれていることと、わたしが考えていることとは違うかなとか、、、考えたかったのに、考えさせる隙を与えない。勃起が愛なのか?そうなのか、あ、はい。ってひとまずなってしまう映画。
そしてやっぱり、西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラの3人が抜群によかった。西島隆弘のそこはかとなく漂うピュアさが、映画に少し清涼感を与えて、馴染みよくしていたように思う。安藤サクラはもう怖すぎて、うますぎて。『100円の恋』の安藤サクラもすごくよかったけど、奇怪さをあれだけ迫力と説得力をもって演じきるという点において、コイケ役は安藤サクラしかいないかも。最高にハマっていて、よかった。
ああ、満島ひかり。愛しいすずめちゃん。この人のオーラというか輝きには、敬服せざるを得ない。なんて美しいんだ、なんて愛くるしいんだ。わたしはキネマ女優が大好きだけど、普段スクリーン上の彼女たちに抱く憧れの眼差しとは全く違う目で、満島ひかりを見つめている。人種や年齢が近いからだろうか。生身の人間として、ちょっと悔しく思ってしまうくらい、強烈に惹きつけられてしまう。ヨーコ自身には、モヤっとするというか、サソリにコロリと落ちてる割には、コイケの嘘に騙されてしまったり、なんか妙にフワフワしてるところとか、どないなっとんねん!と若干入り込めないのですが、満島ひかりに押し切られる。
なんだか全体的に、一度見ただけでは語り切れない映画だな。長いのもあるし、それだけじゃないところでも、圧倒的な熱量みたいなものに、慄いてしまって、何がなんだったのかよくわかんないままに終わってしまったように感じる。この圧が園子温なんだろうか?
酒癖
わたしは、酒癖が悪い。
酒癖が悪いなーという気は、お酒を始めた頃からなんとなく気付いていた。
急アルで運ばれたり、お酒の席で余計なことを言った(何を言ったのかは覚えていない)のが原因で疎遠になった人がいたり、朝起きたら血だらけだったりしたので、お酒って怖いなぁとはずっと思っていたのだけれど、多分怖いのはお酒じゃなくてわたしだ。
わたしがわたしじゃなくなるというか、わたしの知覚していないわたしが、お酒の力によって引き出されて、全然別の人間になる。
そして毎回、次の日、消えてしまいたくなる。ものすごく落ち込む。ああもうお酒なんて飲んじゃダメだ、飲まなきゃいけない時でも、控えめに飲むようにしようって、毎回心に誓うけど、毎回同じ失敗を繰り返して人に嫌われる。
このままじゃ、ひとりぼっちだ。
もうすぐ30歳になるってゆうのに、いつまでもこんな自分で、不甲斐ないし、本当に自分が嫌いになる。
治したいけど、どうしたらいいかわからずにいる。
お酒を一滴も飲まないのは、現実的じゃない気がする。
お酒を飲んでも、短めの飲み会とかだと、割と普通だったりもするし。
何本まで、とかって決めるといいのかもしれないけど、一旦飲み始めると、本当に楽しくなっちゃって、そんな決心すぐに吹っ飛ぶ。
こう書くと、ほんまにしょーもねーな自分と思うけど、事実なのだから仕方がない。
となるとやはり、一滴も呑まないのが正解なのかな。
もうすぐ30歳になるのに、
今月1回もヨガ行ってないし、
今日も部屋でゴロゴロしてるし、
部屋は汚いし、
衣替えもまだだし、
昨日から化粧したままだし、
なんか理想の自分とは程遠いところで生きてるなぁ。
キラキラ女子になりたいわけじゃない。
でも、今のわたしはなりたいわたしじゃない。
とにかく、お酒のことは大問題だ!
自分が抱えている大問題が何であるかわかっただけでも、少し成長してるということにしとこう。
問題点の洗い出しが20代のうちにすんだということにします。
30歳になる
もうすぐ30歳になる。
最近、仕事に明け暮れていて、忘れていたけど、というか考えないようにするために仕事に精を出していたような気もするけれど、とにかく30歳になる。
(ああなんかもう字面にインパクトあるもん。)
はっきり言って、不安だ。
普段は楽しみとかって強がってるけど、こんな、ハタチの頃からなんの進歩もない中身のまま、ぐんぐん歳を重ねていくことが、恐怖だ!
こんなんでいいんだろうか。
ブログを始めたいってずっと思っていたけど、先延ばしにしていて、なんかもう、30から始めるとかよりは、この、30を前にした漠然とした不安とかも書き記したほうがいいなと思ったのと、やりたいって思ったことをやる!っていうのをこういうレベルで実践していかなきゃ何も変わらない気がしたので、
とにかく始めます。