酒癖

わたしは、酒癖が悪い。

酒癖が悪いなーという気は、お酒を始めた頃からなんとなく気付いていた。

急アルで運ばれたり、お酒の席で余計なことを言った(何を言ったのかは覚えていない)のが原因で疎遠になった人がいたり、朝起きたら血だらけだったりしたので、お酒って怖いなぁとはずっと思っていたのだけれど、多分怖いのはお酒じゃなくてわたしだ。

わたしがわたしじゃなくなるというか、わたしの知覚していないわたしが、お酒の力によって引き出されて、全然別の人間になる。

そして毎回、次の日、消えてしまいたくなる。ものすごく落ち込む。ああもうお酒なんて飲んじゃダメだ、飲まなきゃいけない時でも、控えめに飲むようにしようって、毎回心に誓うけど、毎回同じ失敗を繰り返して人に嫌われる。

このままじゃ、ひとりぼっちだ。

もうすぐ30歳になるってゆうのに、いつまでもこんな自分で、不甲斐ないし、本当に自分が嫌いになる。

治したいけど、どうしたらいいかわからずにいる。

お酒を一滴も飲まないのは、現実的じゃない気がする。

お酒を飲んでも、短めの飲み会とかだと、割と普通だったりもするし。

何本まで、とかって決めるといいのかもしれないけど、一旦飲み始めると、本当に楽しくなっちゃって、そんな決心すぐに吹っ飛ぶ。

こう書くと、ほんまにしょーもねーな自分と思うけど、事実なのだから仕方がない。

となるとやはり、一滴も呑まないのが正解なのかな。

もうすぐ30歳になるのに、

今月1回もヨガ行ってないし、

今日も部屋でゴロゴロしてるし、

部屋は汚いし、

衣替えもまだだし、

昨日から化粧したままだし、

なんか理想の自分とは程遠いところで生きてるなぁ。

キラキラ女子になりたいわけじゃない。

でも、今のわたしはなりたいわたしじゃない。

とにかく、お酒のことは大問題だ!

自分が抱えている大問題が何であるかわかっただけでも、少し成長してるということにしとこう。

問題点の洗い出しが20代のうちにすんだということにします。